第二の親方負傷!

TAKEの第二の親方である、南あわじ市のK親方(伯父)が倉庫2階から落ち腰を負傷したと聞きあわてて駆けつけた、伊月病院で診てもらい自分で『もう大丈夫だ帰る』と言って自宅で養生していると聞いて様子を伺いに行ってきた!『このざまじゃ』と言って笑いながら、布団で横になっていた、レタスの採り入れで忙しく朝5時頃くらいうちから作業していたようだ!『もう大分ましで良くなってきている』と言うが、廻りは心配のようだ!70過ぎの高齢だし『もうボチボチでええがな』と言って帰ってきたが!

木下彰邸 扇垂木全景_R.jpg
昔お世話になっていた頃、本家ブシンの玄関の出た建ち方で玄関は、手の凝りようで庇の垂木も2重の化粧垂木で扇形で1本ずつ手造りで電気カンナと反りカンナで断面が台形で弓の様に反らして造っていた、今思えば凄い体験だ!
5年ほど貴重な勉強をさせて戴いた、我が母の今は亡き1番目の親方(長男)に次ぐ2番目の兄貴で大変お世話になった2人の親方である!(感謝)木下彰邸 扇垂木アップ_R.jpg
隅木の方に寄るほど垂木断面が菱形に成っている!1本ずつ手造りだ凄い作業だった!
木下彰邸 狐格子_R.jpg
棟の下の三角処に格子状に木組みし裏から化粧のモミ板を張っている、『狐格子』と呼んでいた、これも手間な作業であった、がこれはモミ板を張る程度しか触れなかった!
木下彰邸 戸袋_R.jpg
戸袋も手造りで全て無垢の檜か白木を使用していた、上部は板を斜め張にしています、板張は得意だっ!木下彰邸 像鼻_R.jpg
通り門長屋にも像鼻の彫り物がされている、これもK親方の作品だ(棲)
第1の親方は隅だしが主で、K親方は、器用で彫り物が得意であった!
2008年11月26日(水) 07時01分 | 雑記 | - | -